世界各地の遺跡や古今東西のユニークなトピックスを紹介する広場です。
新石器時代から11世紀の北宋までの中国の文物を展示。 本邦初公開の作品も多く、中国の最近の考古学的調査の様子などもうかがい知ることができる。 *写真は展覧会カタログ表紙、超美形の山東省・東魏時代の菩薩立像。
古代中国を攻略するキーワード ■俑(よう) 人や動物をかたどった副葬品。これができる前は、ホンモノを埋めていたとか・・・。始皇帝の兵馬俑の多くは陶製だが、青銅など金属製のものもある。 ■金縷玉衣(きんるぎょくい) 金の縷(糸。実際には針金)で玉(石)をつなぎあわせた衣、ということ。装飾であると同時に、遺体の腐敗を防ぐと信じられていたらしい。 ■舎利(しゃり) 釈迦の遺骨のこと。釈迦が死んだとき、その骨を各地に分散して埋葬し、その上に塔を建てた。そのうち、舎利とされるものを舎利容器に入れ、その上に塔を建てるのが仏教信仰のひとつの慣わしとなった。 ■魏(ぎ)の国 邪馬台国の卑弥呼が使者を送った「魏」(紀元3世紀頃)のあと、北魏(紀元5世紀頃)という国があり、この北魏が「東魏」と「西魏」に分割した(紀元6世紀)。 少々ややこしいが、北魏は雲崗石窟が作られた注目度大の時代。インドの影響を受けた優美な仏像が多数残っている。 「始皇帝と古代中国」特集TOP
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