古代遺跡な旅に出発!



古代遺跡なテレビ番組表


開催中の展覧会

今・これから見れる展覧会
終了した展覧会

新刊・話題の書籍


本、ビデオ、CD-ROM


最新の情報をお手元に


blog



エジプトの最新観光情報をお届けするサイト。


世界各地の遺跡や古今東西のユニークなトピックスを紹介する広場です。


アレクサンドロス大王と東西文明の交流展



★異なる博物館のアレクサンドロス像が、いっぺんに見れる。
アレクサンドロス像はルーブルや大英博物館など世界何箇所かにあるが、今回はルーブルの胸像やギリシャ・ペラ考古学博物館の半身像など、7つのアレクサンドロス像が同時に見られる。

★日本の神の起源がわかる
中央アジアを経て執金剛神になったヘラクレス。今回はヘラクレス像、仲介となった中央アジアの神像、執金剛神が一堂に会している。

東京国立博物館
8/5(火)〜10/5(日)
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/alexander/ *割引引換券あり

【DATA】2003/9/24現在
混雑度 中 チケット売場待ち時間 0分
音声ガイド料金 500円(収録作品数35)
カタログ価格 2300円(税込。音声ガイド利用者300円引き)



ペルセポリスの兵士像:おなじみペルセポリスのレリーフの断片
両性具有のヘルマフロディテ:ヘルメスとアフロディテの息子。乳房と男性器をあわせもつ。
トロイの木馬像:インド・クシャーン朝の仏教寺院で出土。トロイの木馬を引き入れる場面であると同時に、釈迦の出家を押しとどめる場面にも見える。

●展示替え
風神雷神図(酒井抱一)と訶梨帝母像(ベルリン国立インド美術館)は8/19〜9/21は展示なし、代わりに訶梨帝母坐像(奈良・東大寺)を展示。                         


■アレクサンドロスとは

紀元前356年マケドニアの王子として生まれ、アリストテレスを家庭教師にもつ。紀元前336年に即位、東征に出発してペルシャを破り、インダス河のほとりにまで達する。紀元前323年、遠征途上で熱病のためわずか33際で死去。・・・これが、よく知られているアレクサンドロス(アレクサンダー)大王のプロフィールだ。

■アレクサンドロスの墓はどこに?
アレクサンドロスはバビロンで死んだのだが、その後どこで埋葬されたかがはっきりしない。
1)ミイラにされて、故郷マケドニアに埋葬された。
2)エジプト王プトレマイオス1世はマケドニアからミイラを盗み、エジプトのメンフィスに埋めた。
3)プトレマイオス1世の息子が、ミイラをメンフィスからアレキサンドリアに移した。
4)アレキサンドリアではなく、アレクサンダーが神託を受けたエジプトのシーワに埋められた。
5)「アレクサンドロスの石棺」とされるものが、現在のイスタンブール考古学博物館にある(ただし、実際には彼の配下のものと見られている)
古代の文書にはアレキサンドリアにあったという記録があり、ローマ皇帝も参詣したそうだが、なぜか現代にまったく痕跡が残っていないのである。

■アレクサンドロスゆかりの地
何しろ生涯移動しつづけていたような人なのでコレというゆかりの地がないのだが、古代マケドニアの首都とされるペラ(現ギリシャ、テッサロニキの近く)、父・フィリポス2世の墓とされるものが見つかったヴェルギナ(やはりテッサロニキ近く)が知られている。

関連サイト
NHK文明の道 http://www.nhk.or.jp/bunmei/
東京国立博物館 展覧会サイト http://www.tnm.go.jp/doc/Guide/Dyn/eten/eten26.html
アレキサンダー大王の映画化 http://www.eiga.com/buzz/020820/03.shtml
  レオナルド・ディカプリオ主演ものなど、ハリウッドで複数進行中。

お役立ち旅情報
アレクサンドロス大王の足跡を追う!


●IN OUR SHOP

ビデオ:In the Footsteps of
Alexander the Great


●関連書


アレクサンドロスの時代(第1巻)
―文明の道 NHKスペシャル

NHK出版刊 1,900 円(税別)


獅子王アレクサンドロス
阿刀田高著
講談社文庫 1,048円(税別)


アレクサンドロス大王東征記 上
アッリアノス (著), 大牟田 章訳
岩波文庫 900円(税別)


アレクサンドロス大王東征記 上
アッリアノス (著), 大牟田 章訳
岩波文庫 900円(税別)