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ルーヴル美術館展
美の宮殿の子どもたち


フランス・パリのルーヴル美術館から、"子ども"をテーマにした作品を展示!エジプト・ギリシャ・ローマの逸品が来日

子どもを描いた絵画や彫刻だけでなく、古代の書字板、おもちゃらしきものなど、珍しい展示も。特に、ルーヴルにある唯一の子どものミイラとその棺は必見!

少女のミイラと棺
(c) 2008 Musée du Louvre / Georges Poncet

大阪・国立国際美術館
2009/6/23(火)〜9/23(水・祝)
http://www.asahi.com/louvre09/


入場料 一般1500円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料



●古代エジプト
夫婦と子どもの像 紀元前27〜26世紀頃
(c) 2002 Musée du Louvre / Christian Décamps
●古代オリエント
台車にのったライオン(左)、台車にのったハリネズミ(右)
紀元前12世紀
(c) RMN / Hérve Lewandowski/ distributed by DNPartcom
両親の間にある小さい像が子ども おもちゃ?とされるもの
●古代エジプト
少女のミイラと棺 紀元前13〜12世紀
(c) 2008 Musée du Louvre / Georges Poncet
●古代オリエント
テンプル・ボーイ
紀元前3世紀

(c) RMN / Franck Raux / distributed by DNPartcom
棺内にミイラが収められている 子どもを神殿の庇護下に置いた?
●古代エジプト
幼いホルス神に授乳するイシス女神
 紀元前8〜4世紀頃
(c) 2003 Musée du Louvre / Christian Décamps
●古代ローマ
授乳する女性の小像 紀元前1世紀
(c) 2008 Muse du Louvre / Daniel Lebée et Carine Déambrosis
聖母マリア像の原型? 女神像の影響を受けているかも
●古代ギリシャ
ベルリンの画家による赤像式スタムノス:蛇を殺す幼児ヘラクレス
紀元前5世紀
(c) RMN / Les fréres Chuzeville / distributed by DNPartcom
●古代ローマ
子どものサテュロス 2世紀前半
(c) 2007Musée du Louvre / Daniel Lebée et Carine Déambrosis
巨大な子どもだった 幼少期は美しく描かれた
 

ルーヴル美術館トリビア集

▼元は城砦

12世紀のフランス王フィリップ2世が建てた城砦が、今のルーヴルの建物の始まり。今でこそパリの中心に位置するルーヴルも、昔は街のはずれにあった。城砦時代の建物は、今でも一部残っているそうだ。

▼美術館にしたのはドゥノン
王宮として大々的に改装されたルーヴルだったが、ルイ14世がベルサイユ宮殿を建てると、その重要性を失っていった。そこで、ナポレオンの外交官であり、自身が画家・作家であったヴィヴァン・ドゥノンという人物が、美術館として再生させることにした。ルーヴルの一部「ドゥノン翼」に、しっかりその名前が残っている。

▼昔は一部役所だった
美術館として一般に公開されるようになってからも、大蔵省などの政府機関が建物の中に一緒に入っていた。全体が完全な美術館になったのは、ミッテラン大統領の時代に大改築を行い、入口にあのガラスのピラミッドが造られたときのこと(1985〜1989)。

▼ルーヴルは世界遺産
ノートルダム大聖堂やエッフェル塔があるパリのセーヌ河岸世界遺産に登録されていて、ルーヴルももちろんその中に含まれている

▼ルーヴルは外国にもできる?!
中東のアラブ首長国連邦の首都アブダビに、ルーヴルの分館がオープンすることになった。2012年完成予定で、当面はパリのルーヴルの収蔵品をアブダビに送り出すとのこと。今度からルーヴルの名品を見るには、アブダビにも行かなければならない?!
こちらにルーヴル・アブダビのイメージ画が。
http://www.dezeen.com/2007/05/07/jean-nouvel-in-abu-dhabi/

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メルマガで読むルーヴルとエジプト!
▼Vol283【EPISODE:エラム】
▼Vol241【EPISODE:現代のミイラ】
▼Vol224【EPISODE:エジプトvsメソポタミア】
▼Vol191【EPISODE:エジプト3大ミステリー】

さらにルーヴル、エジプトの話題を読むにはこちら


講演会「古代エジプトの毎日の生活を探る」
ギユメット・アンドルー(ルーヴル美術館古代エジプト美術部長、展覧会コミッショナー)
2009/3/25(水)14:00〜

講演会「子どもへのまなざし―フランス美術のなかの子ども」
大野芳材(青山学院女子短期大学教授、展覧会日本側監修者)
2009/4/5(日)14:00〜

映画「クラス・ルーヴル」上映会
2009/4/25(土)、5/9(土)
13:00〜、15:00〜
フランスの高校で行われている、ルーヴル美術館について学ぶ授業を扱ったドキュメンタリー



ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち
展覧会の公式サイト
http://www.asahi.com/louvre09/

国立新美術館
会場サイト
http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/louvre/


ルーヴル美術館
ルーヴル美術館公式サイト
http://www.louvre.fr/

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●関連書


ルーヴル美術館(別冊太陽)

ハナブサリュウ写真 2625円

ルーヴル美術館の楽しみ方

赤瀬川原平・熊瀬川 著 1680円

ルーヴル美術館の歴史

ジュヌヴィエーヴ・ブレスク 著
1575円


ルーヴルの怪人(映画)
3990円