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トリノ・エジプト博物館 エジプト国外の博物館としては、屈指の内容を誇るコレクション。イタリア・トリノの新名所として注目されている。
古代エジプト王家の歴史がわかる「トリノ王名表」や、職人たちの墓デール・エル・メディナの発掘品で知られる博物館。 トリノは、キリストの姿を写した「トリノの聖骸布」を収めた教会でも有名だ。 *聖骸布は特別な機会以外は非公開
●メレルの彩色木棺 紀元前21〜18世紀 (c) Sonietta46
トリノ・エジプト博物館トリビア集 ▼コレクション点数 ・3万3000点を収蔵、6,500点を展示。 ▼ナポレオン時代に始まるコレクション ナポレオンのエジプト遠征に従軍、フランスのエジプト総領事になったイタリア人ベルナルディーノ・ドロヴェッティのコレクションを、イタリア政府が購入。そのコレクションが元になっている。 ▼シャンポリオンが訪問 古代エジプトの文字ヒエログリフを解読したシャンポリオンは、この博物館に足しげく通い、「メンフィスとテーベへの道は、トリノを通る」と書き残している。 ▼米アカデミー賞受賞の美術監督が演出 フェデリコ・フェリーニ、マーティン・スコシーズなどそうそうたる映画監督と組み、『アビエイター』では米アカデミー賞の美術賞を受賞した、映画美術監督ダンテ・フェレッティ。2006年のトリノ・オリンピック開催に合わせ、フェレッティが彫刻室の展示を光と影を効果的に生かしたものに変え、博物館のイメージが劇的に向上した。
トリノ・エジプト展 「アメン神とツタンカーメン王の像」が初めて国外へ!日本初公開の120点 「館内でも動かしたことがない」という代表的な収蔵品の数々が日本にやってきた。彫刻作品はもちろん、ミイラや黄金製品など、古代エジプト展に欠かせない逸品がそろっている。
トリノ・エジプト展を読み解くキーワード ▼ステラ 石碑のこと。死者の功績や神への讃辞などを書いて、墓に納めた。上部が半円形になっているのが特徴。木製のものもある。 ▼ピラミディオン ピラミッドの先端に乗せた石のことで、小さいピラミッド型をしています。 ▼オストラコン 土器や石の破片で、文字が残されているもの。ここに書かれていることから、当時の生活の様子がわかったりした。 ▼シャブティ ウシャブティとも、シャワブティとも言う。墓の中に納められた人形で、あの世で死者に代わって生活に必要な仕事をこなしてくれると考えられた。 ▼カノポス ミイラを作ったときに取り出した臓器を入れる人形。4体あり、人間の姿のものには肝臓、ヒヒには肺、ジャッカルには胃、ハヤブサには腸と決まっていた。心臓だけは遺体に残し、脳は捨ててしまっていた。
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