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▼ツタンカーメン特集!ついにナショジオで公開
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National Geographic 6月号(英語版)
http://magma.nationalgeographic.com/ngm/tut/
*日本版は5月30日発売。

◇今年1月のミイラ調査以来、結果の公開が待ち望まれていたツタンカーメン調査。
米雑誌National Geographicが、ついにその全貌を明らかに!
ホームページには、ツタンカーメンの墓室の再現も。

【EPISODE:ツタンカーメンの死因】
1922年に発見されたツタンカーメンのミイラは、1968年と78年にレントゲン撮影されたことがある。
そのとき、頭部に打撲の跡が発見され、「ツタンカーメンは撲殺された!?」という話に。
宮廷内での暗殺だとしたら、犯人は後継者のアイかホルエムヘブか・・・。
いつの間にかツタンカーメン=善人、アイ・ホルエムヘブ=悪人、暗殺者という定説ができあがっていったのである。

ところが、今回の調査の結果、頭部の骨の損傷は「ミイラになった後にできたもの」ということになった。40年近くかけて練り上げられた物語が、一夜にしてくずれさったというわけだ。

今度は、左の太ももに生前の大ケガの跡があったことから、「傷からの感染症で亡くなった?」という説が有力に。
狩りの間、側近に仕組まれたのか、旅の途中敵に襲われたのか・・・新たな「定説」を語る本が出るのが、待ち遠しいかぎりである。

⇒エジプト展特集はこちら!
http://www.kodai-iseki.com/exhibit/egypt2005/

【CALENDAR】
▼国立科学博物館特別講演会
「クロマニョン人とその文化」
6/11土14:00〜16:30
往復ハガキで申込、5/28土締切
http://www.kahaku.go.jp/event/kouenkai_h1706/

▼ 新刊「図解古代エジプト」
スティーヴン・ビースティ絵、東京書籍刊、2100円
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2005/5/25発行 *毎週水曜発行
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