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▼1/28土昼にインカ特番！「伊藤英明インカを歩く」
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「伊藤英明インカを歩く　天空から秘境へ 幻の『王の道』8000キロの旅」
TBS系1/28土14:00〜15:24
http://hicbc.com/tv/inca/

◇クスコ、マチュピチュ、カハマルカなどインカ帝国ゆかりの地を、俳優の伊藤英明がリポート。

【EPISODE：マチュピチュの遺産】
ペルーのマチュピチュは1911年、アメリカの研究者ハイラム・ビンガムによって発見された。現代のペルー政府は遺物の国外持ち出しに非常に神経質なのだが、この時代には寛容（？）だったらしく、ビンガムと彼が教授をしていたエール大学は、ミイラ、人骨、陶器など約5000点もの遺物をマチュピチュからアメリカに持っていったらしい。

エール大学にはピーポディ博物館という付属の自然史博物館があるが、ここで一昨年から大々的に「マチュピチュ展」が開催されている。目玉はもちろん、ビンガムらが持ち帰った遺物だ。

このことが気に障ったのか、ペルー政府がエール大学に、「マチュピチュの遺物を返してほしい」と言い出した。発掘して持ち去ったものを返さなければならないのなら、大英博物館など世界中の博物館がごっそり遺物を返却しなければならなくなってしまうが、最近ではアメリカの博物館がエジプトにラムセス１世のミイラ（とされるもの）を返却した例もあるし、とりあえず言ってみる価値はある?!

⇒ピーボディ博物館でマチュピチュ展開催中！
http://www.peabody.yale.edu/exhibits/machupicchu.html

【CALENDAR】
▼NHK世界遺産再放送！
「砂漠の西　最果ての地へ 〜シリ−ズ万里の長城〜」
2/2木16:05〜16:48

▼新刊「古代史新聞―『文明の幼年期』を濃縮還元大報道」
古代史新聞編纂委員会編
1000円、日本文芸社刊

▼新刊「バーミヤーン遺跡の歴史と保存―国際シンポジウム
『世界遺産バーミヤーン遺跡を守る』」
アフガニスタン文化遺産調査資料集
山内和也、青木繁夫、文化財研究所国際文化財保存修復協力センター編
7140円、明石書店刊
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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.142　PC用
2006/1/25発行　＊毎週水曜発行
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