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▼8/1火より兵馬俑など司馬遷「史記」の世界を江戸博で!
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展覧会「驚異の地下帝国
始皇帝と彩色兵馬俑―司馬遷『史記』の世界」
8/1火〜10/9月、江戸東京博物館にて
http://www.tbs.co.jp/event/shiki.html
◇司馬遷の『史記』の記述と関連のある彫刻・装飾品・武具などを展示。世界初公開となる彩色兵馬俑も。
【EPISODE:黄帝】
司馬遷は約2000年前の人物。彼の書いた「史記」には、秦の始皇帝や項羽、劉邦など中国の英雄が多数登場する。その人物列伝のトップバッターが、5000〜6000年前の君主「黄帝」。黄帝の業績と言えば
◎漢民族の先祖
この君主以降の帝や各地の有力者たちは、みな黄帝の子孫だという。それが今日にいたっているわけで、黄帝は全漢民族の先祖なのだ!
◎東洋医学の始祖
現存する最古の医学書とされている「黄帝内経」の著者。すでにハリや灸、ツボの理論が確立していた。
◎陰陽五行説の創始者
中国思想の根本、日本でも「陰陽師」などでおなじみの陰陽五行も、黄帝が考えたものだった!
ちなみに陰陽五行では黄色は「土」を表す世界の中心の色で、「黄帝」の「黄」もそのためつけられたらしい。中国では、黄色は高貴な色とされ、皇帝しか使えないという時代もあったそうだ。
これだけの逸話があり、墓まで作られているが、歴史的には存在が証明されておらず、永遠に伝説上の人物なのだそうである。
⇒特集「始皇帝と古代中国」はこちら
http://www.kodai-iseki.com/china/
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