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▼「中国国家博物館名品展」1/2火より東京国立博物館にて
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悠久の美―中国国家博物館名品展
2007年1月2日(火)〜2月25日(日)
東京国立博物館(東京・上野)
http://www.asahi.com/china07/
◇歴史博物館と革命博物館が統合して生まれた北京の中国国家博物館より、新石器時代や秦・漢などの青銅器、玉器などを公開。
【EPISODE:中国の竜】
竜は元々中国で考え出された生き物である。「伝説上の存在」とされているが、「角は鹿、頭はラクダ、体は大蛇」といったように、いろいろな動物のパーツを取ったもの。
中国の故事にちなんだ「逆鱗に触れる」ということわざがあるが、この「逆鱗」とは、竜のあごにある「さかさまになったウロコ(=逆鱗)」のこと。普段はおとなしい竜も、これに触れた者は怒って殺してしまうということから、このことわざができた。
また、中国では恐竜の骨のことを「竜骨」というが、これはまさに竜の骨と信じていたから。健康によいと信じられ、砕いて漢方薬として使われるようになった。確かに、カルシウムはたっぷりありそうだ!
ちなみに、牛や馬など大型ほにゅう類の化石はみな「竜骨」と呼ばれ、現在日本でも漢方薬として流通している。
【CALENDAR】
▼TBS世界遺産「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」
TBS系12/24日23:30〜0:00
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National Geographic英語版1月号発売中
▼新刊「世界の古代遺跡」
アンリ・スティルラン編、森山隆訳、創元社刊、4515円
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