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■ダ・ヴィンチ・コードの世界が再び!映画「天使と悪魔」来年5月公開
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●映画「天使と悪魔」
トム・ハンクス主演、ロン・ハワード監督、2009年5月15日世界同時公開
大ヒットした映画「ダ・ヴィンチ・コード」に続き、トム・ハンクス演じるロバード・ラングドン教授が活躍。原作小説は「ダ・ヴィンチ・コード」より前に発表、話としてはダ・ヴィンチ・コード以前、ということになる。

【CALENDAR】 2008年11月19日(水)〜11月26日(水)

▼ヘロデ王の墓を特集!
Naitonal Geographic(英)12月号発売中!
ヘロデ王の墓発見?!と話題になった、イスラエルのヘロディウムから。かなり核心に迫った証拠があるようです。

▼TV世界・ふしぎ発見!
「邪馬台国の謎は解けた!日本誕生空白の150年」
TBS系11/22土21:00〜21:54
奈良の三輪山や伊勢のほうを探るそうで、邪馬台国探しとしてはなかなか新しいですね。

▼NHK特集シルクロード第2部17集アジアの果て
NHK BS2 11/25(火)19:45〜20:34
1983〜84年のシリーズ。長安から西へ向かい、今回はイスタンブールにたどり着きます。

▼地球ドラマチック「若き狼チンギス・ハン〜恋と誇りに生きて〜」
NHK教育11/26(水) 19:00〜19:45
モンゴル帝国の始祖の生涯をドラマ仕立てで放送。チンギス・ハンの墓もどこにあるかわからないんですよね。

▼新刊「ケルトの芸術と文明」
ロイド・ラング著、創元社刊、3360円
美術に焦点を当てた専門書です。

【EPISODE:ヴァチカン】
マグダラのマリア、ナグ・ハマディ写本、テンプル騎士団など数々のキーワードを提供してくれた「ダ・ヴィンチ・コード」。「天使と悪魔」の最大のキーワードは「ヴァチカン」です。ヴァチカン図書館、新法王を選ぶ選挙「コンクラーベ」、秘密の地下道、そして知られざる地下納骨堂と、宗教ミステリーファンにはたまらない小道具が次々と出てきます。

ヴァチカンの聖職者が主要な登場人物の一人なので、彼らの日常のようなものが少しうかがえるのも楽しいところ。もっとも、作者ダン・ブラウンのことですから、どこまでが事実でどこからが伝説、そしてどれが彼のオリジナルのアイデアなのか、混沌として区別がつかなかったりするのですが…。

いずれにせよ、今回の映画化をきっかけに、バチカンの謎が注目されることは間違いなし!例えば、こんな本が参考になるかもしれません。

「バチカン―ローマ法王庁は、いま」郷富佐子著、岩波新書刊
「バチカン・ミステリー」ジョン・コーウェル著、林陽訳、徳間書店刊

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2008/11/19発行 *毎週水曜発行
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☆新刊「トルコ遺跡Walkingガイド」
イスタンブールやカッパドキアの史跡や博物館を詳細に解説
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