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■アンデス文明のシンポジウム12/13東京・有楽町にて
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●日本アンデス考古学調査50周年記念公開シンポジウム
「古代アンデス文明 過去との対話」
12/13(土)14:00〜16:30 参加無料・申込不要
東京・有楽町よみうりホールにて
http://www.minpaku.ac.jp/research/fr/081128-30.html
アンデスの大貫良夫東大名誉教授、楠田枝里子さんらのほか、青柳正規国立西洋美術館館長も参加されるそうです。

【CALENDAR】 2008年12月10日(水)〜12月17日(水)

●TV「THE 世界遺産 ポンペイ、エルコーラノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域」(イタリア)
TBS系12/14(日)18:00〜18:30
ポンペイの遺跡も汚染や崩壊が問題になっているようですね。早めに見に行くしかない?!

▼TV「NHK探検ロマン世界遺産」
探検ロマン世界遺産「地中海 文明の万華鏡〜イタリア・シチリア島〜」
NHK総合12/17(水)深夜3:30〜4:15
シチリアに残っている遺跡は、ローマのでなくギリシャ時代のものだったりするんですよね。

▼ナショジオDVDブック続編!
『ナショナル ジオグラフィック [DVDブック] ビジュアル保存版 インカ帝国 マチュピチュと「氷の少女」のミイラの発見』
『ナショナル ジオグラフィック [DVDブック] ビジュアル保存版 マヤ文明 密林に花開いた都市文明の興亡』
各3,990円、12月15日発売、日経ナショナル ジオグラフィック社

【EPISODE:ガートルード・ベル】
イラクではイギリス軍の撤退が決まったようですが、今のイラクが誕生するきっかけを作ったのは、あのアラビアのロレンスと同時代のイギリス人女性なんだそうです。名前をガートルード・ベルといい、第一次大戦前、当時の女性としては珍しく、大学を卒業。裕福な家の出だったので、中東各地を旅し、アラビア語を習得したのだとか。

その知識と経験をかわれ、大戦が始まると、イギリスの諜報員に(ロレンスと同業です)。その後占領軍の一員としてバグダッド入りし、イラクの国境決めに関しては、ベルの意見が大きく取り入れられたと言います。

彼女は考古学に大変興味があり、イラク国内で行われた発掘調査を監督。その出土品を納めるため、バグダッドに博物館を建てました。それが、現在の国立考古学博物館というわけです。その影響力の大きさから、「イラクの無冠の女王」とまで言われた人物ですが、最後は睡眠薬の過剰服用で死亡。事故なのか自殺なのかは、わかっていないそうですが…。

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