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■「古代アンデス文明過去との対話」NHKBS2で1/31土放送！
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▼TV「古代アンデス文明　過去との対話」
NHK BS2 1/31（土）16:00〜16:55
12/13に開かれたシンポジウムを放送。発掘の裏話などが聞けて、難しそうなタイトルとは裏腹に、明るく楽しい内容です。

【CALENDAR】 2009年1月28日（水）〜2月4日（水）
▼TV「蔵出し劇場NHK特集大黄河 オルドスの興亡」
NHK BS2 2/3（火）7:45〜8:34
オルドスは、チンギス・ハンの末裔（？）たち。よく中国の漢民族と争っていたそうです。

▼講演会「ヘレニズム時代の王都ペルガモンとその港湾都市エライア：ドイツ考古学研究所の新たな調査」
フェーリクス・ピルソン（イスタンブールのドイツ考古学研究所所長、ペルガモン調査隊長）
ペルガモンの発掘って、今も進んでいるんですね。しかも、今でもドイツ隊がやっているとは！（ベルリンの「ペルガモン博物館」に、立派なものがたくさんありますよね…）

▼新刊「古代史 封印されたミステリー」
関裕二著、PHP研究所刊、1000円

▼新刊「エトルリア人―ローマの先住民族起源・文明・言語」
ドミニク・プリケル著、平田隆一、斎藤かぐみ訳、白水社刊、1103円
エトルリアの有名な棺が話の中に出てくる、小説「エトルリアの微笑み」もおもしろそうです。

【EPISODE：ミュシア】
ペルガモンの都（現代のベルガマ）があったあたりには、その昔「ミュシア」という国が栄えていたそうです。今ではあまり耳にすることはありませんが、実はギリシャ神話に登場します。

ミュシアはトロイの近くにあったので、ギリシャ連合軍は誤ってミュシアに上陸、住民を攻撃してしまったのだとか。当然、ミュシアはギリシャ兵を襲いますが、そのときは英雄アキレウスがミュシア王を負傷させ、ギリシャ方は恨みを晴らします。

ただし、ミュシアは実際にトロイ戦争に参戦、トロイ軍を支持していたというので、やはりギリシャ方は敵だったのでしょう。ちなみにそのエピソードが書かれているのは、ホメロスの「イーリアス」です。

今はまだなんだか伝説上の存在のようですが、独自の言語を持ち、文字で書かれたものも残っているので、いつかその歴史が一部明らかになることがあるかもしれません。

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.290　PC用
2009/1/28　＊毎週水曜発行
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☆トルコのギリシャ都市を回る！
プリエネ・ミレトス・ディディム1日観光
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