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■マチュピチュが第1号!NHK世界遺産のDVDマガジン創刊
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創刊号「空中都市マチュピチュ〜アンデス文明の奇跡〜」
小学館刊、創刊記念特別価格790円、隔週刊全50巻

【CALENDAR】 2009年2月18日(水)〜2月25日(水)
▼展覧会「金GOLD黄金の国ジパングと佐渡銀山展」
2/21(土)〜4/19(日)
新潟県立万代島美術館にて
http://www.mainichi.co.jp/event/art/news/20090119-225046.html
藤の木古墳の金製品なんていうのもあります。日本には意外に金製品、多いんですよね。

▼トルコ調査報告会招待講演「ヘレニズム時代の王都ペルガモンとその港湾都市エライア:ドイツ考古学研究所の新たな調査」
3/28(土)15:00〜17:00中近東文化センターにて
http://www.jiaa-kaman.org/conference_2008_2.html
トルコ調査報告会・研究会は、中近東文化センターで、 3/28、3/29の2日間開催されます。カマン・カレホユックの大村幸弘先生の報告もあります。

【EPISODE:ネフェルティティ】
古代エジプトで最も有名な彫刻の一つ、「王妃ネフェルティティの胸像」は、今ドイツのベルリンにあります。1912年、アマルナを発掘していたドイツの考古学者が見つけたものなのですが、実は最近、そのドイツの考古学者が「エジプトの責任者をだまして像を国に持ち帰った」というニュースが流れ、ちょっとした話題となっています。

ニュースの発信元はドイツの有名雑誌で、当時の会議の様子を記録した古い書類が発見され、それによると、ドイツ人考古学者は、ネフェルタリの像をしっかりと梱包し、他の出土品の奥のほう押し込んで、明かりのとぼしい部屋でエジプトの監督官に見せたそうです。

出土品の写真を見せる習慣もあったそうですが、ことさら映りの悪いものを選び、石灰岩製であるのを「石こうです」と偽ったとか。

ここまでならさもありなん、という感じですが、前々からネフェルティティ像の返還を求めていたエジプト考古庁のザヒ・ハワス長官は、「やはり!」とばかり強硬な態度に出始めたとか。これから先どんな展開が待っているのか、ちょっと楽しみ(?)です。

なお、ネフェルティティ像が収められているベルリンのエジプト博物館は今月22日で閉館、像は同博物館および博物館島「旧博物館」での特別展示を経て、10月に大々的にリニューアルオープンする「新博物館」エジプトコレクションの目玉となる予定だそうです。

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2009/2/18 *毎週水曜発行
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