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■12月に国宝土偶展開催!大英博物館からの帰国記念展
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●展覧会「国宝 土偶展」
12/15(火)〜2010年2月21日(日)、東京国立博物館にて
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/20091215_142709.html
現在、ロンドンの大英博物館で日本の土偶を集めたThe Power of Doguという展覧会が開かれていますが、その帰国記念展を開くそうです。教科書で見た、あの土偶に会える…!

【CALENDAR】 2009年9月16日(水)〜9月23日(水)
▼新装版「ツタンカーメン秘話」
トマス・ホーヴィング著、屋形禎亮・榊原豊治訳、白水社刊、3990円
新装版、元メトロポリタン美術館館長の著書。メトロポリタンにあった未発表文書をもとにしているそうです。

▼新刊「Google Earthで古代文明の旅 最新版―世界の不思議ミステリー」
古代文明研究会著、学研刊、740円
Google Earthはプロの考古学者たちも利用しているともっぱら評判です。

▼新刊「学術都市アレクサンドリア」
野町 啓著、講談社学術文庫、945円
「海のエジプト展」も23日まで。アレクサンドリアにはもっと盛り上がってほしいものです!

▼展覧会「世界の土器の始まりと造形―ドキドキ!土器って面白い!―」
古代オリエント博物館(東京、池袋)にて、9/19(土)〜11/29(日)
西アジア・南米と各地の土器がそろいます。

【EPISODE:遮光器土偶】
土偶と言えば誰もがまず思い浮かべるのは、この遮光器土偶でしょう。「遮光器」とは、エスキモーが雪の中で身に付けるものですが、実際この土偶、まるで大きなメガネをかけているかのように見えます。9月10日からロンドンの大英博物館で始まった特別展でも展示されているそうです。

よろい甲冑のようなものを身につけているので一見男性のようですが、実は縄文時代の土偶はほぼすべて女性を表したもので、遮光器土偶も例外ではないのだとか。でっぷりした腕や脚を見ていると、そういえばそうなのかも、という気もしてきます。

そのあまりにも特異な容貌から宇宙人?とか古代の神?といった話がありますがが、縄文時代の人々は体中に刺青をしていた可能性があることから、あの体の文様は意外に現実を映しているのかもしれません。また、大陸から人が渡ってくる前の日本人は、顔がゴツゴツしていて目が大きかったようなので、あのメガネのような目も、実は誇張したほんとの目と言えるのかもしれませんね(実際、土偶は目の大きいものが多いようです)

遮光器土偶の画像はこちらに
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B07&processId=02&colid=J38392

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.317
2009/9/16 *毎週水曜発行
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★ツタンカーメンに会いに行こう!
ルクソール東岸・西岸1日観光
http://www.kodai-iseki.com/travel/e006luxor1day.html