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■トルコでトロイ戦争時代の人骨を発見!
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●NEWS「トロイ時代の男女の骨を発見」
http://news.yahoo.com/s/nm/20090923/sc_nm/us_archeology_turkey_troy
トルコのトロイでは今でも発掘が行われているようで、トロイ戦争があった紀元前1200年ごろに埋葬された、男女の人骨が発見されたそうです。これで焼死の跡が見つかったりすると、「トロイ炎上」の新しい証拠になったりするのでしょうか。

【CALENDAR】 2009年9月16日(水)〜9月23日(水)
▼月刊誌「Newton」11月号発売中!
アーキオリポート「謎に満ちた沖縄人の起源」

▼展覧会「オリエント美術館の中のアッシリア」
岡山市立オリエント博物館にて、10/3(土)〜12/27(日)
http://www.city.okayama.jp/orientmuseum/
ニムルドのレリーフがあったりするんですね。ここの博物館は結構すごいです。

【EPISODE:トロイ語】
トロイ王プリアモスや王子ヘクトールは、いったいどんな言葉を話していたのでしょうか。解決の糸口となる発見が、 1995年にトロイ遺跡でありました。「ルヴィ語」で記された印章が見つかったのです。「ルヴィ語」とは、アナトリア一帯に栄えていた帝国ヒッタイトの公用語の一つ。ルヴィ語では、「プリアモス」は「素晴らしく勇気がある」という意味になるそうです。

ホメロスの「イーリアス」を読むと、トロイの人々もギリシャ語が話せたのかと思ってしまいそうですが、ルヴィ語が当時、大陸の広い範囲で使われていた言語であることを考えると、ひょっとして英雄アキレウスや総大将アガメムノンも、ルヴィ語を話せたのかもしれません。

ヒッタイト帝国の消滅とともに、いつしかルヴィ語も使われない言葉となっていきましたが、楔形文字とヒエログリフの両方で記されたものがあって、今、それをトルコのアンカラのアナトリア文明博物館で見ることができたりするそうです。

⇒ルヴィ語のヒエログリフがこちらに
http://i-cias.com/e.o/luwian_l.htm

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.318
2009/9/23 *毎週水曜発行
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★トロイの木馬が目印!
イスタンブール発トロイ・ガリポリ2日観光
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