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■インカ帝国展(東京)、古代エジプト文明展(大阪)開幕!
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▼ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実
2012/3/17(土)〜6/3(日)
大阪天保山特設ギャラリー
http://kingtut.jp/
▼マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展
2012/3/10(土)〜6/24(日)
国立科学博物館
http://www.tbs.co.jp/inkaten/
【CALENDAR】展覧会関連企画!
▼新刊「インカ帝国―研究のフロンティア」
国立科学博物館叢書、3,675円
▼TV「世界・ふしぎ発見!」
マチュピチュ新世紀 101年目の真実
TBS系3/24(土)21:00〜21:54
▼インカ帝国展特別講演
「DNAで解明するインカの起源」
篠田謙一(監修者/国立科学博物館人類研究部人類史研究グループ長)
「インカ史万華鏡」
網野徹哉(監修者/東京大学大学院総合文化研究科准教授)
4/8(日) 13:30〜15:00
国立科学博物館日本館2講堂にて
▼講演会「西アジア発掘調査報告会」
3/24(土)13:00〜16:50
3/25(日)10:30〜15:45
東京・池袋サンシャインシティ文化会館
http://www.hum.u-tokai.ac.jp/~jswaa/conference.html
【EPISODE:ハイラム・ビンガム】
マチュピチュを発見したハイラム・ビンガムは「考古学者」とされていますが、彼が「考古学者」という肩書を持っていたのは、人生の中のほんの一時期のこと。
大学を出て1907年からイェール大学で南米史を教えるようになり、1911年にペルーでマチュピチュ遺跡を発見。もともと歴史の先生で、調査というのも半ば探検というか宝探しのようなものだったようです。
第一次世界大戦が始まると、1916年から軍人に転向。フランスの航空学校で指揮官を務めていたというので、きっと才能があったのでしょう。戦後はなんと州知事、そして上院議員に。その後人生の大半を、元軍人の政治家として過ごすわけです。
81年の生涯のうち、マチュピチュに直接かかわっていたのは、わずか4、5年のこと。それでも、彼が書いた「失われたインカの都市」という大ベストセラーと、第一発見者という威光のおかげでマチュピチュへの影響力を保持しつづけ、彼の名前のついた道路や列車が、現代にも残っているというわけです。
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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vol.372
2012/03/23発行
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★エジプト航空成田・カイロ間4月より運行再開!
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